意外とおすすめなステンレスの結婚指輪

ステンレスとは?

食器・鍋・車両・洗濯機のドラム・冷蔵庫・工場施設。全てに共通するのは、ステンレスでできている点にあります。ステンレスは身近にある素材の1つですが、意外と深くまで知っている人は少ないでしょう。
ステンレスとは、鉄に「クロム」を混ぜた合金のこと。クロムとは、非常に錆びにくい材質を持っている素材です。ステンレスが登場したのは1910年代と、他の鉱物と比べるとまだまだ新参者の部類にはいります。でも活躍っぷりは凄まじく、今は結婚指輪の素材としても使われるようになりました。

ステンレスの結婚指輪なんて冗談じゃない!

「ステンレスの結婚指輪」と聞くと、安っぽい印象はどうしても拭えません。「一生に一度の結婚指輪にステンレスを使うなんて冗談じゃない」と、思われるのも当然でしょう。でもステンレスの結婚指輪をご覧になれば、考えは一瞬で変わります。
色はプラチナと比べると、やや黒みかかっています。デザインは色々とあるので一概には言えないものの、高級ブランドで提示されている指輪と遜色ない仕上がりです。最近はプラチナのメッキを施している所も少なくなく、残念ではあります。ただステンレスそのものは大変美しく、プラチナにはない可能性を秘めています。

ステンレスの結婚指輪のメリット

ステンレスの結婚指輪は、金属アレルギーのリスクを最小限に抑えてくれる優れもの。アレルギーになるので「絶対に大丈夫」という、保証はできません。ただ金属アレルギーの原因とされる、金属イオンの発生を抑えてくれる働きがあるのは事実です。
値段はピンキリとありますが、高く見積もっても2つで6万円前後となっています。安いものになると、1万円もかかりません。

デメリットもある…

デメリットとしては、取り扱っている店があまりにも少ない点にあります。有名なブランドでも、ステンレスの取扱は確認取れず。オーダーメイドでステンレスの指輪を手掛けている工房なら、一件だけ確認できました。
またステンレスはあまりにも硬い素材になるので、後でサイズ直しをおこなうのは難しくなっています。頑丈なのは嬉しいものの、裏を返せば手痛いデメリットです。