知られざる愛の物語!シャネルの結婚指輪

シャネルの結婚指輪は愛にあふれる

フランスの有名ブランド「シャネル」。黒を基調としたアイテムは、世界各国から注目を浴びています。日本も例外ではなく「シャネラー」と、呼ばれる愛好家もいらっしゃるほど。シャネルといえば、バッグや香水などが有名です。でもジュエリーもいくつかリリースされており、中には結婚指輪の姿も。
シャネルの結婚指輪について語るのは、非常に難しいものです。ただ一言言葉を添えるとすれば、愛そのものでしょう。

創業者と実業家の恋物語

創業者は生涯独身で過ごした女性です。しかし恋愛遍歴は凄まじく、中には英国貴族と付き合ったことも。プロポーズも受けていますが、断っています。10年も付き合ってきたのにも、関わらず。そんな淡白な創業者でも、たった1人だけ本気で愛した人がいました。イギリスの実業家です。彼が創業者に贈った花こそが、ブランドのシンボルとなっているカメリアの花。ところが、創業者と実業家は悲恋に終わってしまいました。交通事故です。
シャネルの結婚指輪には、カメリアの花をイメージした指輪もございます。想像の範疇になりますが、忘れられない人を思ってのことだったのでしょう。

実用的なデザインのアイテムでも実は・・・

シャネルといえば、女性の自立を全面に出しているブランドとしても有名です。今では当たり前となった、パンツスタイルやジャージ素材のアイテムを次々と生み出してきました。バリバリと前に出るファッションを生み出してきたため、愛とは最も距離を置いているようなブランドに感じます。
でも、そんな先鋭的なファッションを生み出した背景にも、実業家との繋がりがあるのです。シャネルほど、愛に満ちたブランドは他にありません。

シャネルの結婚指輪

シャネルの結婚指輪には、色んな種類のものがあります。まずは、先程も少し触れたカメリアの花をあしらった結婚指輪。指輪のアームそのものが花の形になっており、創業者の愛情がひしひしと感じる逸品です。
またキルトがモチーフになった結婚指輪も、シャネルには揃っています。エレガントとモードを徹底的にこだわった創業者。結果生み出されたのが、キルトモチーフだったのです。